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記事構成
あらすじ
目指す宝島にも人類がいることがソユーズの情報から明らかになった。
千空は石神村の先祖は百物語に残された”いつの日か日本を目指せ”という言葉から日本本土へ渡り移ってきた宝島の住民の一部である仮説を立てる。
ホワイマンである可能性を考えつつも船長龍水は知りたい欲望には誰も逆らえない事から島上陸を目指す。
ソユーズはその姿勢に賛同し自らも自分についての起源を知りたいという欲望を涙ながらに打ち明け、千空も科学の起源は知りたい欲求だという話で後押しをした。
そして島へつくまでの数時間、ペルセウス号の解説が始まった。また、船酔いした人のチョウセンアサガオの薬効果を用いた治療も行った。
すると嵐が到来、一同が備える中、嵐をチャンスと捉え千空が嵐に乗じて島への上陸をする事で島の住人に悟られずに上陸が出来ると発言。
次第に島影が見え、ソユーズはあれこそが故郷の島であると涙ながらに語るのであった。
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ちょっとした分析&考察
宝島で暮らす人達が本土を目指した理由とソユーズ渡来の考察
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仮説として話されているだけですが、登場人物の物言いからほぼ確実に本土へ向かったのは、石神村の祖先が百物語に導かれて移住したということのようですね。
(※:前回宝島の事をソユーズ島なんて書いていましたが本編通り宝島に統一していきます!)
45話に百物語その1が本土を目指して欲しい旨であったことが書いてある事を見逃しておりました!
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ただここで怖い事を思いつきました。(もちろんただの予想ですが)
ソユーズが石神村にいた理由を思い出してください。
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幼い状態で宝島から流れ着いたという事は宝島から本土へ目指すという行為は今現在も続いている可能性があるという事。
赤子を海に流す儀式のような形で。
もちろん石化直後の宝島の人達は知識があるはずなのでそんな無謀な事はしないと思いますが、中々本土に辿り着いた報告が宝島に訪れない中月日が立ち”儀式”という形で定着したと考えたらありえる気がします。
勝手なイメージですが赤子を小舟でっていうのもなんか儀式っぽいです。
実際は石神村がある以上かなり昔から本土に辿り着いているようですが、そのフィードバックを宝島の住人に送るまでに世代交代にて宝島に関する知識が失われてしまったとしたら辻褄があうきがします。
もしこの予想が当たっていたら、宝島について科学で儀式的な生贄を辞めさせる王道ストーリーが出来るきもします。(ワンピースの空島編のような)
ただ赤子を海に流すなんて差し出す家族の悲しみは相当なものである気がするのでちょっと辛い展開ではありますね><
千空の運の引き、物事を見る力
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久しぶりに千空の運の引きが悪い話がでてきました。最初にゲンが言っていたのは66話でした。
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今回もいかんなく発揮されます。
ソユーズの置いてある島が無人島ではなかったこと。加えるならば普通数時間で行ける場所の間で嵐に見舞われた事も少し引きが悪い事ですね。
ただ私は千空は引きが”悪い”わけじゃないと思っています。
正しくは千空は”稀有な状況をよく引き当てる”のだと思います。そして千空にはその稀有な状況をチャンスに変える力がある!
言葉遊び感も否めませんが、状況というのはただ事実でありそれの善し悪しを捉えるのは人間。
千空は稀な状況をよく引き当てているだけであり、絶対的力によって千空の意図から正反対に物事が進む事は余りない気がします。
そしてこれはすごく大事な事。一般的に悪いように思える事も捉え方を変えればかならず違う性質を持っていて、そこをポジティブに利用する事で自分の思ったように状況を動かす。(ピンチはチャンスとよく言ったものですね)
科学でとても大事な「多面的に物事を見る力」が千空にあるからこそこの物語は魅力的に進んでいるきがしますね。
ちょっとボヤボヤした主張になりましたが、こういうどうしてもダメな状況だと思い、マイナスな感情に支配されてしまう人って多いと思います。
絶対に一面的な要素しかもたない状況なんてない、必ず考え続ければ道が出来ると、ドクターストーンからすごく感じとれたので書いてみましたw
個人的には雷や自然を相手取り、ピンチをチャンスにしているところがやっぱ千空スゲーーーー!っておもいますね!
科学、小ネタ等
コクヨウの変化、そして後ろのコハク
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コクヨウがソユーズを一瞬攻める雰囲気がでましたがそれを収めました。
昔のコクヨウであればこのまま攻めていた気がしますね。
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最近は大分丸くなった印象です。ただ一番ほっこりしたのはその時のコハクの行動!
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あんなに仲違いしていた親子が、こんな表情と気遣いをする仲に!
千空がくることによって皆が変わっていった、マグマがフューチャーされてこんな感じの事が記される話もありましたが、長であるコクヨウその子供であるコハクがこのようなシーンを見せてくれると感動してしまいますなー
何もない部屋
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船の全体図が出た際に、あれ?ここ何もなくね?と思いましたよね。
ペルセウス号がどうかちょっと完全にはわかりませんが、船には特に大型船にはああいう空間が必要になります。
船は浮力でういているので船自体の重さがとても大事になってきます。ですが中の積み荷を消費したりするとだんだん船は軽くなります。(寄港して荷物を入れるたりと逆もしかり)
そうなってしまうと重さが変わり浮き具合(船の沈んでいる部分の深さを喫水と言います)が変化、風や波の抵抗が変わり転覆危険性が増加します。
また船を進める要であるスクリューは海に対して深いところにあればあるほど推進力が増す特性があるので、浮いてしまえば効率が悪くなります。
とまぁ喫水が変化することはとにかく色んなデメリットがあり、大型船は喫水や重心を一定に保っておく必要があるのです。
それを一定に保つために現実世界ではバラスト水というものを採用しています。簡単に言うと海の水を入れたり出したりする空間があり、そこで船の重さを調整しているのです。
ペルセウス号の空間もそういった類の空間ではないかなーと思ったので記述致しました!
もちろんあえて記述していない隠し部屋てきなものの可能性もありますよね!
隠し部屋とかちょっとワクワクが止まらないので、是非あってほしいw
感想
103話が公開されてからの102話更新ですが、これを書いている際はいつもの通り103話は読んでいないのでもし103話と矛盾があったら気にしないでくださいませー
さぁさぁソユーズや千空の気転もありいっきに宝島が近くなりました!
嵐の中島影が浮かんでいるという見開きの絵とかを見るとコマ割り等の漫画的テクニックもすごすぎて関心がとどまる事を知りませんねw
嵐吹きすさぶ中、島を目指す船ってなんともカッコイイ!!
上にも何個か書きましたが、今回の話は人の内面的な所を描いた魅力が詰まっている気がしました。
コクヨウを見るゲンの表情とかからもファンからするとちょっとぐっとくるものがありますねw
キャラ魅力のおさらい回な感じでしょうか。
あとやっぱり最近感じるのはORIGIN終わってから絶対絵のクオリティ上がりましたよね!
ORIGINもすっごく好きだったので終わってしまったのは残念ですが、それによってできた時間がドクターストーンに回ってきている感じがします!
今回はコマ数が多いのにまったく絵の妥協を感じません・・・すごい
さて次回はいよいよ上陸回、どんな住民がいるのかとってつもなく気になる。
それではさっそく読んできたいと思います!
みなさんGW楽しんでください!
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一人生きて流れ着いたというセリフは、裏を返せば数人で船出したが
事故や難破などして、ソユーズだけ生き延びたと言う事かと思います。
宝島から直接流したと言うより、ある程度のところまでは船で来て難破して
周りの者がソユーズだけは助けようと試みたのではないでしょうか
「カルネアデスの板」の話をちょっと思い出しました。