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記事構成
あらすじ
洞窟からトロッコを通じて水路へ、科学王国の物流網が作られる。
洞窟ー海間の道は車を使い通るにはあまりに凸凹。そこで廃油と砂利をまぜてアスファルトを作成し舗装した。
水路では石神村の面々が持ち前のスキルを活かし運搬をする。
カセキから連絡がくる。何やら大型船を作る際に木の寸法がずれてしまうから作れないとの事。
千空もこのサイズの船を精密に作るのは無理かもしれないと言う中、龍水が諦めるという言葉に引っかかりを見せる。
龍水は子供の頃から欲深く、全てを手に入れてきた男。手に入りそうにないものであっても、手に入るまで工夫を辞めず、その姿勢にはフランソワも関心していた。
そんな事を回想しながら、龍水は自分が48分の1スケールの精密な模型を作るから千空にそれの拡大版を作ってほしいと述べる。
こうして大型船作りはクライマックスを迎える。
ちょっとした分析&考察
フランソワは女性?
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92話にて容姿が中世的で名前が男性名詞であったりすることからフランソワが若干性別不明に見えるな―と書いていたのですが、今回のセンターカラーでの衣装は完全女性衣装ですね。
そして少々お下品かもしれませんが
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このボディライン、さすがに女性確定ですかね??
とすると龍水との厚そうな信頼関係から最後はくっついたり?とか妄想しちゃいますなーw
ただ本当にこの二人は良いペアだと思います。フランソワが龍水の心の本質をとらえてそれを支える。龍水からの信頼もあつい。素晴らしい!
龍水の過去、性格
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財閥の力がありきで何でもゲットできたからあの性格なのかと思いきや人間としてあの正確が出来上がっているようですね!
もともと七海財閥からも嫌われていた描写すらありました。
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しかし何を言われようと何を禁止されようと、自分の欲求には従い続け諦めない。
この性格があるから賢そうなフランソワですら心動かされてついてきているのではないでしょうか。
人間の欲があるから色々発展しているという事を考えるとストーンワールドからすると彼ほど生き返って価値のある人間はいないかもしれません。カリスマ性すらありますし。(イケメンですし・・・)
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それにしてもこのセリフ痺れます・・・
科学、小ネタ等
アニメビジュアル第二弾!
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アニメキービジュアル第二弾が載っておりましたね!最初あれ?千空はどこだ?とおもいましたが保護色みたいになっていましたw
向かって右中央ちょい下の岩場の上にいますね。
そしてこの画像を最初に見た時思ったのが、すっごいくメイドインアビスっぽい!!!って思ったんですよ。
そしたら監督がメイドインアビスで助監督を務めていた方だそうでこれは楽しみです!!
メイドインアビスはちょっと表紙詐欺なところがありますが良い意味で裏切ってくれているというすっごいダークではありますが、面白い作品です。(少しだけグロテスク描写がある作品ですので苦手な方は注意したほうがいいかもしれません)
私も最初にアニメで見た時は、少年漫画のような冒険活劇かと思っていましたがやられましたww
(ベクトルは違いましたがすっごい面白くて今でも追っかけてます)
ドクターストーンのビジュアルで感じるのはやっぱり自然!!背景絵のすばらしさですよね!司もカッコイイですが!
この背景の緻密な感じはboichi先生の絵のイメージを壊さずに世界観が投影される気がしてファンとしてもすっごく楽しみです!!
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大樹足筋肉質だなーw
アスファルトみたいなものたち
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アスファルトの説明は作中ででてきていますねー。昔モルタルが出てきていましたがついにアスファルトまで作ってしまうとは。
展開が早くて本当楽しいのですが、ちょっとだけ早く終わってしまうんではないかと恐怖も感じています・・w
さて以前83話の発明品一覧でもちらっとかきましたがアスファルトに似た者たちの違いを書いておきたいと思います。なんか似てるなーと思ってるけど違いさっぱりな方達ってこい方達ですよね。
・セメント
・モルタル
・コンクリート
・アスファルト
なんかイメージが被るのも当然で、中身は結構似通っていたりします。特に上三つ。
セメント
セメントは、広義の意味と狭義の意味が存在していて主に使われるのは狭義の意味のほうです。
広義でいうと上に書いたコンクリやアスファルトなど石系の接着剤まとめてセメントと言って使われたりもしているそうです。
一般的な狭義の意味ではポルトランドセメントというものを指す事が多く、石灰石、ケイ石、粘土および鉄原料などを焼いて粉々にしたものです。
ドロドロのイメージがあるかもしれませんが、何も混ぜずセメント単体ではただの粉末です。
モルタル
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ドクターストーン4話でも言われた通り、砂が混じります。
セメント+砂+水=モルタル
みたいなイメージでよいと思います。実はセメントは単体ではそこまで強度がなく、なにかに混ぜる事で、その繋がりを強固なものにします。
コンクリート
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こちらもセメントが原料となります。先程のイメージと同様に描くと
セメント+砂利+水=コンクリート
です。違いは結合させるものの強度ですね。砂利が混ざる事でモルタルよりは荒い仕上がりではありますが、強度を担保させることができます。
アスファルト
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そしてアスファルト!今回作中で解説されていましたね。アスファルトだけセメントを用いて作るわけではないので毛色が違います。
廃油+砂利=アスファルト
って感じです。セメントも廃油も砂利同士をつなぎ合わせる元として機能しているのですね。たしかによく見てみるとアスファルトなんかは特に砂利がしきつまっている感じがあります。
セメントを被ると危ない
いかにも危なそうなので当たり前だろ!って感じですが、身近な話にもつながるので記述。
上のコンクリにしてもモルタルにしても何かにセメントと水を足して練り上げます。これはセメントが水と反応してそのあと乾くことによって固まる性質を利用しています。
当然この反応は化学反応なのでエネルギー状態が色々変化するのですが、その差として吸着熱、溶解熱などいろいろ発生します。主に水和反応なのでまとめて水和熱と言われているそう。
簡単に言ってしまえばセメントに水を加えて固めると、めっちゃ熱くなるんです。
ポルトランドセメントにおいてセメント量に対する水の比率が40%、気温21℃、で3日間たつとセメント1gあたり60cal(約250J)の水和熱が発生するそうな。
速乾系のセメントでは一気に発熱する事を考えると、結構ズレはあるかと思いますがかなり熱くなる事が予想されます。
皮膚についてこの反応が起きると間違いなく火傷してしまう事でしょう。
さて水と反応?熱い?危険?石灰?となれば思い出すアレ、そう乾燥材。
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CaO (生石灰) + H2O (水) = Ca(OH)2
の反応ですね。
セメントも石灰が入っていました。セメントが水和する際のたくさんの反応の中にこいつも含まれているのですね。
こういう身近な所に意外と繋がっているのが面白かったので書いてみました。(現在は発熱の少ないシリカゲル乾燥剤が主流ですかね?)
感想
まずセンターカラー見る
いや龍水かっこよすぎでしょー、剣とか肩の防具とか似合いすぎー!襟立てがここまで似合うキャラもいない!ってフランソワもクールビューティーだなー
本当毎回カラーページは絵だけで関心をよせられる・・・
↓
ペラッ
↓
アニメキービジュアル
フォォォオオオオオオなんじゃこの綺麗な絵はー
と本編が始まらない絵だけでもう興味の薄い1漫画分くらいは興奮した回でしたよw
内容はタイトル通り龍水が掘り下げられましたね。そして千空とのタッグ、とっても楽しみです。
龍水はあのガタイから手先も器用となるといよいよどこに欠点があるのかわからない人間になってきましたw
新キャラが来て、注目を奪っていくのがジャンプ漫画であると思ってはいますがこの龍水の次の展開でこの方を超える人でてきますかねw
下手したら千空よりも魅力的に見えていますよw
でも司でも思ったりしたんで稲垣先生はまだまだ期待を超えてくるんだろうなー
本当すごい!
さてついに煽り文でも船作り最終局面となっているので来週くらいにはもう完成しそうな展開。
ホワイマンの存在や大海原へ繰り出す絵なんかにもすっごく楽しみな感情があります。
次回も期待ですね!!(節目の100話に大きな展開を入れてくる為の流れが出るかも)
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造船作業、順調に進んでいるかと思いきや、木の歪みであっちを立てればこっちが立たず状態。以前龍水が言ってたけれど、人間が管理して育てた木じゃないせいもあるんでしょうか、漫画なのにそんな所をリアルに描くのはさすがドクスト!
心から望むものに「そこまでして欲しくない理由」をあげつらうのは簡単・・・自分に正直に生きてない人間にとって、すごく耳の痛いセリフです。欲しいものを手に入れるために努力を惜しまず望み続けることで、人間はさらなるパワーを発揮するんでしょうね。3700年間意識を飛ばさなかった千空や大樹、ルリを救うために努力を続けたコハクやクロム、妹を救うために闘い続けた司、息子に未来を託した百夜・・・絶対にあきらめない奴らの物語。早くアニメ観た〜い!!!
6巻発売の所で書いていた表紙裏の色ですが炎色反応って関係していますか。