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記事構成
あらすじ
気球で空に飛び立った千空クロム龍水。クロムは鳥と一緒に飛んでいることに感動している。
気球の操縦をものにするためにも石神村をゴールとし、龍水は低気圧が作る西向きの風をつかもうとする。
しかし突如積乱雲が姿を現した。巻き込まれないよう急いで着陸しようと考えるが、先程の鳥によりバードストライクを起こしていて無理に着陸はできないと判断。
全員が策を必死で考える中、クロムは過去の野生的経験から逃げられないなら突っ込むという案を出す。
龍水千空はそれにノリ積乱雲よりさらに上を目指すことに。大きく上昇するために千空がもっていた復活液を液体燃料として使用。気球はみるみる上昇する。
龍水が積乱雲の中の上昇気流を見つけ、積乱雲を一気に抜ける事に成功。
石神村上空に辿り着き、コハクがそれを出迎えた。
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ちょっとした分析&考察
深まる龍水とクロムの絆(乗船組入り確率UP)
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今回の話で龍水とクロムの絆がかなり深まりました。気球に乗り始めではお互いに自分の方が冒険に関する知識は上だと張り合っていましたが、共通のピンチを協力し乗り切る事でお互いを認め合った形ですね。
龍水と仲良くなるということは、おそらく南米大陸を目指す航海にクロムを連れていく事になる可能性がとっても高くなった気がします!
もちろんメタ的に見ると人気キャラなのでおそらくそうだともいえますが、今回の友情や掛け合いはすごくクロム乗船に近づいたのではないでしょうか?
航海自体というよりも、クロムの経験を元にした肌感覚は南米大陸についた際にものすごく役立つと考えられますし。
これは嬉しい限りです!
科学、小ネタ等
センターカラー!そしてお肉!
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素晴らしすぎるセンターカラーの絵もさることながら一番きになったのは、向かって右側につるされている物。
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いやぁ!お肉つみまくってますねwソーセージまであります。
もし墜落遭難した場合の保険だとは思いますが、冒険!って感じで好きですよー!(ちゃんと前回から積んでますが)
ちなみにこのお肉ですが今回のセンターカラーでクロムが一つ食べています。このお肉ちゃんと減ってるの気づきましたか?
前回の気球を見てみましょう。
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ちゃんと4つついています。そしてセンターカラーでクロムが一つ食べたので3つへと減っています。
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こういう芸の細かい感じ見つけるとすっごい楽しいですよね!!!
アニメ千空の声(今更)
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今更ですがティザーPV第一弾を拝見して、千空の声ききました!!動く千空カッコイイィというかもう声もかっこよく全部カッコイイ!!
やっぱり髪の毛は緑がかった感じでいくのですね。まだ見ていない人はぜひ見てみて下さいー!
バードストライク
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飛行機系の映画を見た事がある人は必ずといっていいほど出てくるのでしっているかもしれませんねw
その名の通り飛行機に鳥が激突(鳥に飛行機が激突?)する事故です。当たる場所によっては墜落の原因にもなるものなので全く侮れません。
滑走路には鳥を追い払うために空砲を撃つ専門の人もいたりするくらいです。
このバードストライク実際どれくらい起きているのだろうと調べてみたら分かり易いのがありました。
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平成24年~平成28年の5年間で成田では285件、羽田で941件も起きているようです。
一番ぶつかるのはツバメ科
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起きやすい時期は夏から秋にかけてだそうな。
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渡り鳥が多いのでしょうかね。ちなみに燕なんかは春に日本に来て秋にオーストラリア等に帰っていきます。
また、飛行機のジェットエンジンの真ん中に渦巻模様を見た事がある人もいるかもしれません。
エンジンが回転すると中心もグルグルして鳥よけになるのだそう。
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風力発電の中心部分にも描かれる事があるようです。
もっといろいろ書いてあって面白いので興味のある方は見てみるとよいと思いますよー。(バードストライクは画像や動画でさがすと少しばかりグロテスクなので注意が必要です)
・国土交通省「2016年 バードストライク データ」
・国土交通省「鳥衝突件数(平成24年~28年)」
地味に政府発表の統計データって面白いものがあったりしますよねw!
石神村司帝国間は必死であるいて2日間
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これ結構知りたかった事実ですよねw
何度も色んな人があの区間はみんな移動していますが、必死に歩いて2日間だそうです。
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以前こんな考察をしましたが、堂ヶ島ー平和島間をgoglemapさんに歩きでルート検索してもらうと大体161km36時間。
普通に48-36=12時間を休憩と考えるとすごく妥当だw!
googlemapはおおよそ時速5km計算だそうです。(高低差等で変化するらしい)
低気圧が反時計回りな理由
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台風がなんで反時計回りなの?というふいに思う系疑問ですよねこれ。
北半球だと反時計回り、南半球だと時計回りになります。
これは地球が自転していることが原因です。
その回転速度は、同じ時間に同じ角度だけ回転することを考えると、回転半径の小さい北極南極付近が一番速度が遅く、赤道付近が一番速度が早い事になりますね。
簡略化するならば
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となります。これの日本のある北側を抜き出すとこんな感じ。
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北半球で考えた場合は、南側にいけばいくほど速度が速いんですね。低気圧発生前の状態は大気も大体こんな感じで一緒に動いています。
そして台風がなぜ左回りの渦かを考えたいので、中心を台風の目だとして考えてみましょう。
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台風というのは中心に向かって風が吹き込む低気圧でしたね。基本的には台風の目から見た場合北側の風は西に、南側の風は東に吹いています。
その風達を中心にひっぱろうと引力が発生するとどうなるでしょうか?左回りの渦になります。
すごい雑なイメージ図
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引力をもつ低気圧中心(台風の目)から見ると北側は西向き、南側は東向きに風が吹いている。そこに中心にむかって力を加えるので上の青色のように渦となっていくわけですね。
私の解説も全然よくないかもしれませんが、この辺りを「コリオリ力」を用いて解説しようとしてめちゃくちゃな事書いてしまっているサイトがいくつもあるので注意です。
コリオリ力は遠心力などと一緒で観測者が慣性系にいる時の考え方なのでピンと来ない人にとっては永遠にピンときません。
もしコリオリで理解したい場合はこの辺のサイトが分かり易いと思います。
・コリオリ力
・目で見て解るコリオリ力
・グルグル回転すると、モノがちがって見えるね。
・コリオリ力のない宇宙から見た台風の風
こんな動画も見つけました。面白い!例のごとく間違ってたらすみません。
感想
絵もシナリオも気合が入っている気がする89話面白かったー。
絵でよかったところを上げたらキリがなくなるほどの話でした。積乱雲の書き方なんてもう圧巻でしたね!やはり合併号で時間があったのでしょうか?
稲垣先生は実際に気球に乗られたようで面白い話は取材のたまものですね!私もいつか乗ってみたい。
さて話的には油田を空から探す前のテスト飛行が終了って感じでしょうか?龍水、クロム共に気球のスキルがかなりあがったきがします。
あとは鳥対策に何か改造をほどこしそうですね。上にかいた目が回るような絵を気球にかくとかでしょうか?次回は気球改造&作戦立案回?
いづれも楽しみ!次回も期待!!(千空誕生日おめでとう!)
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地球の裏側へ行くための、船の燃料の石油さがしのための、地形調査のための気球、その気球の飛行に関しても、これだけ科学的かつドラマティックに描くとは、ドクストはどこまでも「回り道」を楽しめる漫画ですね♪
逆にバトルシーンは少年漫画なのにさらっと流しちゃうんですよね。コハクたちのバトルでの活躍も見たいですが、虹の架かる石神村で千空達を迎える普通の女の子のコハクもいいですね!