【第88話】あらすじ&考察【ネタバレ注意】

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あらすじ

千空が気球の定員を計算すると諸条件から3名ときまる。そのころクロムは石神村から気球製作所まで猛ダッシュしていた。

 

石神村の住民、杠の手先の器用さもプラスし、気球が完成。

乗員には風をよむ龍水を入れたいがドラゴをぼったくられる事を危惧しゲンのメンタリズムを駆使して勧誘をすることに。

クジを使いあえて龍水をはずし千空をあてることにより当たりクジの見かけ上の価値を上げ、龍水は金を積み千空から当たりクジを買った。

知識人として千空は確定しており、ラスト一人を決めようとするとクロムが到着。

クロムの熱意にうたれ、ゲンは手品を使いクロムに当たりを引かせた。

そして理想の天候が来た夜、千空クロム龍水は気球で空へと飛ぶ。クロムは世界の丸みを実際に感じ感動する。

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ちょっとした分析&考察

科学王国は決して合理性のみで動いていない

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科学王国なんて名前なのでつい合理性だけを求めて動いているようにも聞こえます。しかし最初から読んでいる人は解るかと思いますが、かなり人情も働いています。

なんだかんだゲンも千空という人間に惹かれたように、千空が杠を見捨てられなかったように、人間味という大事な価値観を持っていますね。

今回はクロムが気球にのらずともクジで引けばよかったと思います。しかしゲンはフォーシングを使いクロムに譲った。千空もこの表情なのでおそらく理解していましたね。

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科学王国の魅力ってこういう人間味を捨てないところにあるきがします。大きな群衆をまとめ上げる為に必須な要素としても千空達の人望は期待できすぎるほどある気がします!

まぁ物事なんとでもいえるのでクロムを気球に乗せる事はこれからの科学発展モチベーションにとても寄与しそうとも言えますがねw

(一番論理的でありそうな数式で因果関係を伸ばしていく数学や物理化学ですら突き詰めたら、いやなんとでも言えるなーほんと、ってなりますからねw人間感情が入ったり莫大な統計データが無いものなんて因果関係適当だと思ってます、ただ考え続ける事に意味がある!)

 

科学、小ネタ等

素晴らしきかな、この表現

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今回の話の一コマ目、いきなり絵を描いた事がある人にとってはスゲー!となるコマで始まりました。

このクロム手前真ん中が一番大きく描かれており、遠近感が直線的ではなく曲線的になっております。

まるで魚眼レンズで写真をとったかのようですね!

これを架空の世界、架空のキャラクターを想像しながら描けるってもう本当boichi先生のすごみを感じます。

この歪みの感じを表現できるっていう事は頭の中にで角度計算ができてるもしくは考えずにかけてしまう天才なわけで、本当にすごい!

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こんな反射も書いている・・・あっぱれ

 

魚眼レンズ

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ついで的に魚眼レンズについて。

魚眼レンズとは広い範囲(大体180°程度)を写真に収める事のできるレンズです。

もともと水中の魚が地上を見上げた際に水による屈折でそう見える事からその名がついているそうな。

魚眼の写真というと↑のような写真ではなく↓のような

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丸く切り取られているような写真をイメージする方もいらっしゃると思いますが、これは最初にいった180°という画角をどうやって一枚の平面にとらえるかで変わってきます。

前者の写真が対角魚眼、後者の写真が円周魚眼と言われているものです。

中心から四方八方に90°ずつ撮ると円形になるのは必然ですが、どうしても四隅に黒い映らない部分がでてきてしまいます。

なので対角魚眼はそれをなくすために対角線が180°の角度になるように一枚に収めているのですね。

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ちなみに絵を描く人達はパースという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これについてものすごく面白いサイトを発見しましたので載せておきます。

写真家さんにもおすすめできそうなサイトですね。魚眼レンズのページもあるようです。

パースフリーク

 

下弦の月

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目ん玉に下弦って書いてある鬼達じゃないですよーw
下弦の月です。

パイロットバルーンを空へ上げる際、綺麗な下弦の月が出ています。え?夜っぽい時間に上側がかけているから上弦の月じゃないの?って?

この後朝日を迎えている事、欠け方が上側に円が重なるようにかけている事を考えると、明け方に正中(真上にくる)している下弦の月という事がわかるかと思います。

中学か小学の科学でやった気がしますが懐かしいですね。
ドクターストーンの月の描写すごく正しく描かれていて本当すごいと思います。

前回月がでてきたのはおそらくマグマさんが千空にデレた事をマントルが知った84話、船の設計図コンペの話で満月が描かれていました。

<画像>84話より

月は新月(月がない)→上弦の月→満月→下弦の月と大体1週29.5日周期で回るのでしたね。

詳しい日数はもちろんわかりませんが、少なくともあの日から8日程度以上は経っているという事ですね。密度が濃いので数か月たっている可能性もかなりあるかと思いますが。

ちなみに2019年最初のもろもろはこんな感じです
新月:6日
上弦の月:14日
満月:21日
下弦の月:28日

たまには見上げてみてはいかがでしょうか?

 

感想

あけましておめでとうございます。2019年も生暖かくお見守りくださると幸いでございます。

今回のドクターストーンは最後の見開きに超感動させられましたね。クロムに感情移入して読むとこちらまで涙してしまいます。

インターネットが発達して情報だけを知り易くなった今、知っただけ解っただけになっているものはとても多い気がします。悪い事ではまったくないと思いますが、やはりそれを知ったうえで「体感」するというのは人間本能的にもすごく楽しい事象な気がします。

体感→気になり調べる、の順序でもいいですけどねw

やっぱり知るのも面白いし体験するのも面白いです!クロムにはその感情を今一度思い起こさせられた気がします。というか稲垣先生も本当話の構成上手い!すごい!

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1読者の勝手な感想なのですが今回の話で一番深いのはこの1コマだと思っています。こんな深いコマを発生させられる、このコマを深いと思わせる事ができる話の流れ、構成力には感服の極みですね。

龍水から石油をドラゴもどんどんたまっていて、さらに龍水との協力感も強くなってきています。

気球で空へいき、石油に関する事も発見してほしいですが、それ以外にもこの石の世界でおこった大きな変化みたいなものを発見できるかもとワクワクがとまりません!!!

次回センターカラーも、いや2019年もスーパー期待!!(アニメも!)

 
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One Reply to “【第88話】あらすじ&考察【ネタバレ注意】”

  1. 最後の見開きは明けましておめでとうございますな感動的な絵でしたね!

    ゲンというキャラクターがこんなに科学王国にとって無くてはならない存在になるとは思いませんでした。千空が意外とバカ正直だから、科学王国の人口が増えて政治的にまとめていくにはゲンというNo2の手腕が際立ってきましたね。

    そしてクロムの熱い探求心、彼を通してドクストの世界を見ることで、ひとつひとつの科学マシーンや新しい発見への感動が倍加します。

    常々思っているのは、ドクストは「ドラえもん」の正統な後継マンガなんじゃないかということ。千空の知識と頭脳が四次元ポケットで、生み出されるものは現代では普通にあるものだけれど、ストーンワールドにおいてはまさにひみつ道具。仲間と協力しての戦いや冒険は大長編ドラえもんのそれだし。子供の頃ドラえもんをワクワクして読んだ気持ちでオッサンになった今ドクストを楽しんでます。今年も楽しみです♪

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