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記事構成
あらすじ
開戦の時期
科学王国、司帝国双方が開戦の時期について考えを巡らせていた。季節はこれから冬へと入る事、石神村は島となっていて周りが海に囲まれていて冬の戦いは不利である事を考えると司は雪解け直後に決戦の日を据えた。
一方千空は春まで司が攻めてくることを考え、それまでに通信機器を発明し先制攻撃をする事を画策する。その間大樹と杠は人質となるため、殺されることはないとふんでいた。
金の綿あめ?作り
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通信機器を作るために必要な金線を作るために、テストとして綿あめを作る一行。出来上がる通信機器の精度の事を考えてもこの綿あめにムラがある事は許されない。
しかし出来上がる綿あめはどうしてもムラが混入してしまう。原因を探す千空であったがすぐにつきとめることができた。
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金狼銀狼が紐を交互に引く事によって綿あめ機を回していたのだが、この回転が逆になる瞬間の速度変化がムラにつながっていた。
どうすればいいかと悩む一行であったが、千空とカセキがあるものを作り始める。人類史の動力革命「ギア」である。
ギアの材料にはコハクの盾が推薦され、父親であるコクヨウはその盾にまつわる思い出からもコハクが渋ると考えるが、コハクは即答で使用を許可した。
そうして「ギア」が完成し、回転の方向が変わらない、すなわち速度にムラのない綿あめ製造機を作る事が出来た。
クロムの発明
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クロムはそのギアを見るなりなにかを閃く。カセキにそれを伝えるとすぐさま工作にとりかかった。
一方村は冬支度にもマンパワーを割かなければならず、綿あめ製造機で出てきた極細の金をこより、金線を作る作業を子供たち総出で行っていた。
そして数日後クロムとカセキが作っていたソレが完成した。千空とコハクはソレを見て驚く。
「これは・・・・!」
ソレとは「水車」の事であった。ギアを見たクロムが川の流れによってそれを動かす事で人力を使用せずともギアを回転させることを思いついたのであった。
綿あめ機を人の力無しで回す事を考えて作られた水車であったが千空はもっとすごいものをつなげる事を提案する。
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以前作っていた発電機にその回転力を伝え、水力発電所を作ったのであった。
ちょっとした分析&考察
開戦の時期
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纏めておきましょう。
司帝国の考え
「石神村はまわりが湖に囲まれている水上都市であるため、冬の包囲戦では兵団がもたない」
「自分たちも冬支度でマンパワーがさかれる」
「千空の先制攻撃も怖いが一応ほむらを見張りにたてているから何か動きがあったらタイムラグはあれど自分達は知る事が出来るだろう」
↓
【雪解けの直後】
石神村の考え
「司帝国は復活液をもっている為、時間をかけてマンパワーを増やしてくるだろう」
「でも千空はあなどれないため、なるべく早い時期に潰しておきたいと考えてくるだろう」
「高速な連絡手段を作る事は考えていないだろう」
↓
【司がせめてきそうな春をタイムリミットとして先制攻撃】
こんな感じですかね。
つまり今のところそのままいけば、「トランシーバー完成」⇒「司帝国側のスパイに連絡手段を渡す」⇒「先制攻撃」
といったところでしょうか!
大樹、杠の立ち位置
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大樹と杠にかかわるお互いの考えも出てきたので一旦まとめておきます。これも大事な要素になりそうです。
司帝国
「大樹と杠は内通者の可能性も否めない」
「何か行動を起こされない為にも千空が生きていたニュースは伏せておく」
石神村
「秘密の連絡手段として携帯を発明し、 大樹と杠には内通者として働いてもらう」
「司帝国側にとっては人質になるので、粗末には扱われないであろう」
間違っていたら申し訳ないですがこんな感じですね。一番大事な要素は司帝国側が「連絡手段のないこの世界では大樹と杠は石神村側にとってメリットは無い」と思われている点でしょうか?
あさぎりゲンの声帯模写
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顔面がどうなっているかは置いておいてこの「声帯模写」という特技は今後ものすごく使えそうな気がしますね。
通信機器が出来たのちもし司帝国側に奪われてもこの声帯模写を利用すれば相手をだませるかもしれません。コナンくんがあれだけ活用していることを考えても利用価値はものすごく高いでしょう。
にしても身長と服装以外は完全に司です。どうなってんいるのでしょうw
科学、小ネタ等
歯車の歯数は基本的に互いに素
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歯車の仕組みについてはずばりみなさん一般的に知られていると思いますのでちょっとした雑学を。歯車の作用しあっている歯の数は互いに素であることを知っていましたか?
勘の良い人なら知っているかもしれませんが、これは同じ歯同士がいつも接してしまい極端な摩耗の差がでないようにするためです。
どういう意味かと言いますと(とっても雑な図で申し訳ないですが)
例えば
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こんな感じの二枚歯と四枚歯の「互いに素ではない」歯車があったとします。これで歯車1を回転させるとどうなるでしょうか?1-①が2-④と当たり、1-②が2-①とあたり、1-①が2-②とあたり、1-②が2-④と当たります。
これで一周です。二週目はどうなるかというとまた1-①が2-④とあたり・・・となっていきます。
(書いてから番号のつけ方が気持ち悪い事になっている事に気づきましたすみません)
流れとしてはこんな感じで当たります
1
2
1回目
①
④
2回目
②
①
3回目
①
②
4回目
②
③
とこれが繰り返され、いつも歯が当たる組み合わせが同じになるのです。これでは歯に小さな傷があったりした場合摩耗の速度が均一になりません。
しかし下の二枚歯と三枚歯のように「互いに素」である歯車の組み合わせにすると
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1
3
1回目
①
①
2回目
②
②
3回目
①
③
4回目
②
①
5回目
①
②
6回目
②
③
のように歯が均等に当たる事になります。これにより歯毎の摩耗の差をなくすことができ、一番長く安全に歯車を使う事ができるようになるのです。
もちろん他にも様々な制約が加わる事が予想されるので一概には言えませんが、おおよそ組み合わさる歯車は「互いに素」になるようにできているのです。
四度はじけるカセキ
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カセキがまたハジケました!
今回はクロムが水車についてカセキに伝えたときに興奮したようです!!
①ガラス細工に目覚めたとき
②あさぎりが偶然上着を取ってしまったとき
③日本刀造りを始めたとき
④水車の仕組みを聞いた時←NEW!
今後もカセキおじさんのハジケる瞬間を追っていきたいですね!
にしても今回はスーパーサイヤ人のようなオーラすら纏っていますw科学の発展活用も相まってどんどん現代に近いような発明品が出てきていますが、カセキさんは興奮に耐えられるんでしょうかw?
コクヨウの威厳おつる
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千空が村の長になった事もありますが、コクヨウさんどんどん威厳なくなっていってませんか?
この顔はギャップありすぎです乙女ですよ乙女!
感想
すごすぎます。まず一言今回の話・・・・「めぇぇええええっちゃ面白いです!!!」笑い有り、科学有り、ストーリーの進展あり、最高です。
ですが圧倒的一番大好きな部分は、クロムが水車を発明するところです。もちろんカセキのハジケも大好きですがw
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少年が何かをヒントに自分自身で次の何かを発明する。「考えつく」という事とそれを「実行」すること、なんと成長を感じる話でしょう。
発想が完全に年寄りで悲しいところですが本当にこういう少年たちの成長に弱いw
最高の一言です。クロムが他の人に言わずに作業してみんなを驚かせようとしていた点も最高にカワイイです。
「アイデア」と「愛」は偉大ですね。
そしていつもカセキの力には驚かされてばかりですw
今週はドクターストーン5巻が発売するので超楽しみですね!本誌もコミックスも期待です!
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水車にはおおおお!と思いましたが、千空が気付かなかったのが意外です。
だって千空、40話でサルファ剤作るときに簡易的な水車作ってますからね。
でもこれで発電ができるようになったので、何でも自動で作れるので
科学発展速度が飛躍的に上がりますね。
ただ突っ込んでいいのかなと思う点がいくつか。
・全部木で作っているけど耐久性と精度大丈夫?
→漫画だから気にしない!
・クロムの作業小屋って島から離れたところにあるけどいいの?
→ここが占拠されるとまずい気が・・・本拠地は取られなくても
武器製造・動力の要となる場所が防衛範囲外ってのはどうかなと。
天野 さん
いつもありがとうございます!
水車の千空の件、5巻を読んで私も気づきました。炭酸の時に簡易的な物つくっていましたね!自動化はとっても発展ですね
>クロムの作業小屋~
たしかに、、、地理的な戦術考えるとうまく攻められたらつらそうですね
燃えた村の復興もありますし、そちらに拠点を移すのかもしれませんね
天野様に完全賛成です。私も、水車で炭酸水作ってたよな…と思ってました。
でも、クロムの活躍は少年漫画らしくて素敵です☆千空はある意味完成された科学少年だけど、クロムは未完成だからこそ主人公クラスの魅力があるのだと思います。
10話以上先でしょうけど、千空と大樹の久しぶりの会話はケータイでするのでしょうね。完成が楽しみです。
みぃ さん
コメントありがとうございます!
水車私は完全に頭から抜けておりました、5巻を読んで気づきましたw
クロムの件ものすごく同意致します、クロムが千空の知識を追い抜くような時がきたら鳥肌確定ですね!
あさぎりが携帯は渡すのでしょうかね?離れていても友情が繋がっている感じが見れそうで熱い!