記事構成
あらすじ
先祖達のその先、最後の百物語
現在に戻り千空達は石神百夜達がすごしてきた内容を、百物語から聞く。
スイカ達は現実味を感じていないが、外にある数多の石像達がその真実性を物語っている。
ルリは百物語の最後の部分である「父親からのメッセージ」だけは本人一人にと、千空をひとり連れ出しその内容を話しはじめる。それは百夜達の話の続き。
無人島で暮らしていた百夜達は、仲間の何人かが「肺炎」の病気に苦しんでいた。
コニーが肺炎にかかり、ヤコフとその妻が本土まで一か八かで抗生物質を探しに行くが彼らがどうなったかは語られない。
そしてシャミールも肺炎にかかる。さすがに厳しい表情を浮かべる百夜に対して昔自分が言われた事を言う。
「自分で言ってたろ」
「こんな状況だから楽しまなくてどーすんだってさ」
百夜はうなずき、シャミールはそのまま続ける。
シャミールは宇宙で楽しみなんかなくても良いと言っていたが、この状況になっても妻子を持ちみんなで一緒に暮らしてきた日々はとても楽しかったと言う。
そして宇宙で百夜にラーメンを貰った際の感想を伝えた。
百夜はまた人類が宇宙でラーメンを食べる事が出来る事ができるようになるとシャミールに伝えた。
百物語作成
百夜は子孫達が無事千空がよみがえる未来まで生き延びる事が出来るように、食料の情報、危険の回避、鉱石の話等を百物語に盛り込む。
また、千空のいる日本に向かって欲しい旨も追加した。
そして最後の物語は百夜からの千空へのメッセージ。百夜は千空に宇宙に行くときに約束していた科学土産は、百物語が繋ぐ仲間たちだと。
そしていよいよリリアンすらも倒れ、百夜は最初の6人の中で一人になる。しかし千空への希望をしっかり胸に抱いていた。
石神村の墓地へ
時は戻り、ルリは千空を石神村の墓地へと連れていく。
千空はすこし調べて村に戻ると話す。その言葉を紡ぐ千空の心を察し村へと先へ戻るとルリ。その眼には涙が浮かんでいた。
独り千空は墓標を見て百夜を想う。
「クククなつかしいな」
「あ゛ぁなつかしい」
千空の頬を涙が伝う。千空は百夜の残した仲間たちにお礼を言った。
村へと戻り、御前試合がひと段落した事もあり、あさぎりゲンがついに司帝国の事について話しを始める。
「来るよ 司ちゃんたちが」
ちょっとした分析&考察
コハクの絶妙な表情、千空への感情
厳密にいってしまえば千空のというより、皆が皆お互いに親戚なのですがそれはよいのです。
千空の親戚と言う事を知った際に顔を赤らめています。千空とこはくは前々からとても良い感じに見えていましたがこの表情はもしや!?と思ってしまいますね!!!!!
以前はコハクはこんな大胆な発言もありました。もしかしたら本当に千空のことを好きになっているかも知れません。
ここもチェックポイントインですね!
宇宙飛行士6人の最期
百夜、シャミール、リリアン、コニー、ヤコフ、ヤコフの妻の6人、直接的ではありませんが全員が亡くなった事が示唆されました。
ヤコフ夫妻と百夜はまだこの先描写がありそうな気がします。一応6人ともみておきましょう。
・コニー
肺炎で亡くなったと考えられます。シャミールと結婚したのに悲しいです。
・ヤコフとヤコフの妻
ヤコフの妻は髪の毛がのびてイメチェンになっていますが、この唇の感じと目の感じから同一人物でしょう。
この二人はコニーの肺炎を治す為に本土へと小舟を出します。あの子船なので、語られなかった事を考えると、おそらく帰ってこれなかったのでしょう。
(しかし、もしかしたら本土に別に集落が出来上がって子孫が生き残っている説もわずかながら残りました。覚えておきます。)
・シャミール
シャミールも肺炎にかかってしまったようです。なにか楽しさのない味気なさそうな人生を送っていたシャミール(宇宙飛行士になった時点でものすごい立派な人生だと思いますが)
その人生に色が付くきっかけになったのは百夜だと思います。その百夜に見送られて逝けたのは少しでもシャミールの心を和らげたのでしょうか・・・。
・リリアン
何一つ語られる事はありませんでしたが、リリアンもおそらく肺炎にやられたのでしょう・・・
・百夜
深くは語られませんが、流れ的に亡くなってしまったのでしょう。最期がどうだったかはまだわかりません。もしかしたらこの先描かれる事があるかも。
白夜が元教師と言う事も出てきたので、そのあたりとか!
石神村の鉱石系名前の由来
百夜が鉱石系は科学の発展に大事という事で百物語にいれていたようです。たしかに鉱石系の名前が多いなとは思っていましたが、科学の話だから適当につけたのかなーと考えていました。
しかしまさかの百物語で石の大切さが語られていた事の伏線になっているとは・・・ 本当に稲垣先生にはおそれいります・・・
クロムがしっかり思いを引き継いでくれました。そして千空の右腕に。百夜の想いは色んなところで繋がっていますね。
百夜の願い
全人類を救い出す、という事を千空にたくしています。これには本当に様々な想いが入っていると思います。
人類の復活、千空の復活、千空の活躍、息子の無事、仲間たちの想いの伝承、人類の知識の存続。
千空への想いが一番重いと思いますが、百夜の状況に感情移入すると本当にすごい・・・。励まされますね。
千空の涙
これを語るのは野暮でしょう・・・
あの千空が・・・感動です・・・。
第二章のタイトル
第一章が完結しました。
序章:1話~12話(全12話)
第一章:13話~45話(全33話)
序章は司との対峙、第一章は石神村編といった具合でしたね。
そして注目の第二章!
「STONE WARS」!!
あさぎりの発言で司が来る事が解っています。この理由は
・千空がいきていることがバレた
・村がある事は解っていたので征服
が考えられます。正直まだ名前がでていない謎の村人もいるので、あの辺が司に知らせに行ったということも捨てきれませんね。
なので千空の生存がばれたという事もまだありえるのではないでしょうか?(大樹と杠が何かされたとは考えたくない所)
ただ大樹と杠と分かれるときに杠に対峙な任務を言い渡しています。この司進行がもしかするとそこに関わっているのかも。
今のところ司サイドの情報は何も出ていないので、あまり多く推測できませんが、いずれにせよタイトルから考えるに争いになる事は間違いないと思います。
これはジャンプ的展開がくる予感!!そして大樹と杠出てくる予感!!楽しみですね!!
私は、司帝国の村への侵略行為だと予想します!
科学、小ネタ等
宴時のマグマ
クロムに金的されて落とされてしまったマグマですがどうやらちゃんと生きているようです。
お酒を飲んで宴に参加していますが、みてください、ちょっと涙流していますw
今回の話は涙を流す人が多く感動的ですが一番意味が違った世知辛い涙をながしているのは間違いなくかれかも知れませんねw(次点で奥のマントルですね)
百夜の昔話
最初英語で百物語を砂にかいていました。これは草案でしょうけれど、話してきには「桃太郎」でしょう。
見える場所だけでもOnceとかold womanとかthere wasとかあるので、「昔昔あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」の英文でしょう!
本当にいつも食べているガンエン
どんな大事な場面でも本当に食べています。このキャラいいキャラしています!w
基本的にはラーメン食べてる描写が多いですが、今回は焼き魚でしたねw猫じゃらし麺といえば、本紙の漫画の次のページに担当が猫じゃらし麺を作っているコーナーがありました!
個人的に面白かったところはこの一文
この誤字しがち、って完全に「白夜」のやつですよねw!
感想
月曜日休みでした!ジャンプ金曜日でしたねw!
そして前回もタイトルに触れたのでまたかと思うかもしれませんがやっぱり印象的なので触れます。
もうこれ感動的すぎます・・・百夜から千空へときをこえて紡がれたものたち・・・
この表現力なんなんでしょうね。もう本当に本当に鳥肌たちました。大樹や杠も書かれていますね。
千空にも大切な大切な人達ついています。この事実を百夜が知ったら本当に喜ぶと思います。
実際は百夜はこの事実を知る事はなかったかもしれませんが、このCCで百夜がもしかしたらどこかで千空の今を感じる事が出来ていたら幸せですね。(漫画という枠を超えた謎の感覚ですが)
後ろの仲間たちが百夜に対しお辞儀をしているところもグッときますね。
ついに第一章が終わり第二章突入!大樹杠司、序章のメンバーと第一章のメンバーが混ざり合いどんな話になるのかワクワクが止まりません!!
大期待です!!!!
タイトル?の大樹の表情だけ少し気になりますね。
それにしてもコハクが可愛すぎる笑
ゴゴゴリラ さん
本当にソレですよね。まるで大樹がこの先裏切るというか、涙の裏切りをするみたいにも見えます・・・千空と大樹が争うジャンプ的ですが、少し悲しい展開なので避けたいところですね。(少し熱いですが)
コハクに限ってはboichi先生の画力がただただすごいですよねw!!